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イーロン・マスクと言論の自由 ニュースダイジェスト 4-27-2022

公開日
2022.04.27
更新日
2026.06.17
イーロン・マスクと言論の自由 ニュースダイジェスト 4-27-2022

ここ最近、個人的に気になった世界のテクノロジー関連ニュースを集めました。この記事は、会員向けの限定公開記事です。未確認の情報や個人的見解を含みますので、一般公開はご遠慮くだい。

◎イーロン・マスクと言論の自由

米twitter社は、イーロン・マスク氏の総額5.6兆円の買収提案を受け入れると破票した。言論の自由は、どうなるのだろう。

どんなビジネスモデルに変えてくるのか興味深々。言論の自由はどうなるんだろう。「責任ある発言があっての自由」になるのか。「人間の意志や検閲を入れない完全の自由」になるのか。「アルゴリズムが決める言論の自由」なのか。

「Web3的にステークホルダーの直接投票で決める言論の自由」になるのか?

https://www.afpbb.com/articles/-/3402047?act=all&fbclid=IwAR1kGo_PnKuObyo7aj7wiocY0l1Iz5GFhUfzVF4wnqbYBvkquEkF2koOf-U

◎MITテクノロジーの通貨の記事

ちょっとバタバタしてるので、ゆっくり読めないんだけど、MITテクノロジーが通貨に関する長文の記事を掲載している。通貨の過去から、今後の見通しを整理している。頭の整理にはよさそうなので、時間ができたら読みたいのでURLをメモ。ざっと目を通したら「未来はよく分からない」と書いてあったので、ひょっとしたら読む価値がないかもw

https://www.technologyreview.com/2022/04/12/1049307/money-is-about-to-enter-a-new-era-of-competition/

◎豪華な宇宙旅行

宇宙旅行自体がめちゃくちゃ高額なのに、豪華な宇宙旅行にすればいったいいくらお金がかかるんだろう。宇宙旅行のラウンジがこんな感じになるという写真つき。でもこういう感じでゆったりと地球を眺めることができれば楽しいかも。

https://spacecoastdaily.com/2022/04/space-perspective-reveals-the-worlds-first-ever-customizable-space-lounge/

◎NASAが日産と全固体電池を開発中

電気自動車の充電が15分でできるらしい

https://www.indiatimes.com/technology/news/nasas-upcoming-battery-tech-could-recharge-electric-cars-in-just-15-minutes-566772.html

◎宇宙レースはSpaceXのぶっちぎり独走

イーロン・マスク氏と彼のロケットベンチャーSpaceXのことを書いた本「Liftoff」の著者のEric Berger氏は「もうほとんど競合はいない状態」だと言う。去年1年間でSpaceXは31基のロケットの打ち上げに成功。米国の他のロケットベンチャーの打ち上げ成功回数を合わせたものよりも多いという。

同社のロケットFalcon9は、切り離された第一段階のロケットが自力で着陸できる再利用可能型なので、すぐに次の打ち上げの準備に入れるかららしい。

ライバルのAmazon傘下のロケットベンチャーKuiper社は、当初ロシア製と中国製のロケットに頼っていたが、ロシアのウクライナ侵攻と対中国の輸出規制で、ロケットを思うように調達できなかったことも原因らしい。

宇宙開発は軍事問題が絡んでくるので、1つの国の中で完結させないといろいろ障害に会うみたい。

https://www.fastcompany.com/90739809/its-spacexs-world-we-just-launch-satellites-in-it

◎ハッキング後のAxie、プレーヤーが減少で地主困惑

市場最高額をハッキングで失ったAxie Infinity。ゲームするだけで稼げるplay to earnモデルで注目を集めてたんだけど、ハッキング被害後に、働き手のゲーマーが減少し、彼等にNFT資産を賃貸することで稼いでいた地主が困っているという話。

これもハイプサイクルの1つなんだと思う。期待と失望、その後の緩やかな成長に期待。

https://www.gamesradar.com/play-to-earn-workers-abandon-hacked-nft-game-stranding-digital-landlords/

◎自動車教習用の自動運転車

GMが開発し特許を申請中。教官に教えてもらうより、AIに教えてもらう方がいいかも。衝突しそうになったらAIがハンドルやブレーキを操作してくれるので。

https://auto.hindustantimes.com/auto/news/general-motors-files-patent-for-autonomous-vehicle-designed-to-train-new-driver-41650281371928.html

◎病気のリスクを何千もの遺伝子で判断

遺伝子テストを受けると、病気になるリスクのある遺伝子があるかどうかが分かるという話は何度も聞いたことがある。でも、反対にそういう遺伝子テストってあまりあてにならない、という話もよく耳にする。病気の遺伝子を持っていても、病気にならない人も多いし、反対にその遺伝子を持っていない病気になる人も多いからだ。

でもハーバード大学らの研究者チームによると、1つの遺伝子だけで病気になるかどうか分かるようなものだけでもなくて、何百、何千の遺伝子が関係して病気になるケースも多いようだ。冠動脈疾患やタイプ2の糖尿病、乳ガンなどの病気を引き起こす遺伝子群を集めた「複数遺伝子リスクスコア」を開発した。

https://medicalxpress.com/news/2022-04-newly-genetic-scores-patients-physicians.html

◎AI研究は人間の能力模倣より拡張に注力すべき

これまでのAI研究は、機械に人間の能力を模倣させる研究と実装に偏り過ぎていたのではないか。米スタンフォード大学のEric Brynjofsson氏は学術誌daedalusに発表したエッセイの中でそう指摘している。模倣し過ぎた結果、人間の仕事をAIが奪い、貧富の差が拡大している。AI研究は、人間の能力の拡張を目指すことで経済成長につながると主張している。

https://www.amacad.org/publication/turing-trap-promise-peril-human-artificial-intelligence

◎テスラのRobotaxiはバス並みの料金に

イーロン・マスク氏は、ハンドルもアクセルもついていない自動運転車のロボタクシーを開発中。大量生産は2024年から。料金はバス並み。料金をバス並みに安くするには、やはり無人にして人件費を浮かさないと無理なんだろうな。料金がバス並みになってアプリで呼び出せて、待ち時間がほとんどないんだったら、マイカーも必要なくなりそう。

https://email.mg.futureloop.com/c/eJw9UMGOhCAM_ZrxhgFE0YOHvexvkAodJYNgoIz7-cvOYdOmTV9eXl_rVocDWOj8KrmUXEkhB6XHpZ8GjXzigHMLmJaH4ufePyvVjCGlq7fp7I51c27Bp930ppRcAJ4K-DjODbRt0K4L60F0lcfw9ZDfLe_77n10eGErkZpMX18NJ7THp5UALKctEfx41lZFdtbyYoUQs487uw_EwDbJJyn12B90hi6vVGqu8PLN5n6CDx97tNp0pEwGNIoZRsussJoJgZYty6xYOxmkG-eZK9HYXBkpzN8jjI-EGQsZdJ5S9hCMTTlFePtcS-M6LH6PZs-pXuj–cW85S–l3FV

◎Amazonが人型ロボットに1.5億ドル出資

ロボットに最適化された都市環境に作り直していくのか。都市環境に合ったロボットを作るのか。当然ながら当面は後者。都市環境って人間の身長や手足の長さに最適化されているので、当面は人型ロボットが必要になってくる。イーロン・マスクも人型ロボットを作るって言ってるので、今後何年間かは人型ロボット全盛期になるのかも。

https://www.geekwire.com/2022/agility-robotics-raises-150m-from-amazon-and-others-to-build-robots-used-in-the-workplace/

著者
湯川鶴章

AI新聞 編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。